FROM-J研究の課題と期間
研究課題
かかりつけ医/非腎臓専門医と腎臓専門医の協力を促進する慢性腎臓病患者の重症化予防のための診療システムの有用性を検討する研究です。
成果目標
5年後の透析導入患者を、5年後に予測される導入患者数の15%減少した値としています(慢性腎臓病診療指針の遵守率、達成目標の達成度を上げることによる)。
研究期間
2008年4月~2012年3月の4年間。2014年3月までさらに2年間延長になりました。
FROM-J研究の評価項目
主要評価項目
1.受診継続率2.かかりつけ医/非腎臓専門医と腎臓専門医の連携達成3.CKDのステージ進行率
副次評価項目
1.CKD診療目標の実施率2.血圧の管理目標達成率3.尿蛋白50%減少達成率4.血清クレアチニン値の2倍化到達数、eGFR50%低下到達数5.新規透析導入患者数の年次推移6.心血管系イベントの発生率
対象患者と目標数
対象患者
40歳以上75歳未満CKDステージ1, 2, 4, 5CKDステージ3 では、蛋白尿を有し、かつ糖尿病または高血圧を有する患者※主として…
高血圧、糖尿病で「かかりつけ医」に受診中の 尿蛋白(+)以上の 40歳から 74歳の患者が対象です。
目標数
全国で2500例(かかりつけ医あたり 5例前後)
無作為に2つのグループ「A群」「B群」に分けます(クラスター・ランダム化)。